松永病院健康教室 今回は“骨粗鬆症についてのお話”です。
なお、今回から当院の併設施設である“メディホーム神松寺”での開催となりました。今までより広くなった会場には15名の方々にご参加いただきました。ありがとうございます。
緊張のためか、ただでさえ回らない口がさらに回らなくなってしまいました。お聞き苦しい点もあったかと思いますが緊張していたということで…どうかご了承ください。
骨粗鬆症とは 骨がスカスカになって弱くなる病気のことで高齢の女性に多いと言われています。
骨の中のカルシウムの量は20代のころが一番多く、一番多いときの70%以下になった場合を骨粗鬆症 と言います。
骨粗鬆症の方は 全国で1100万人ほどいるといわれており日本の総人口の10%弱にあたります。
骨粗鬆症予備軍の方まで含むと2000万人にも及ぶとも言われ、この数字は日本人の6人に1人は 骨粗鬆症または一歩手前の予備軍であると言えます。
骨粗鬆症になりますと 骨がもろくなって骨折を起こしやすくなります。
初期症状としては 背中の痛み 背中が曲がる 背丈が縮むなどがあります。
骨粗鬆症は予防が大切で、予防は早ければ早いほど 若ければ若いほどいいと言われています。
骨粗鬆症の予防には①カルシウムを摂ること ②運動 ③日光浴 が必要となってきます。
転倒しないため 家の中の環境も見直す必要があります。
骨粗鬆症の検査には 骨密度検査と血液検査や尿検査があり、性別関係なく検査できます。
勿論当院でも検査ができますので。