高齢者の転倒による骨折は上半身よりも下半身に多いことが分かっています。
下肢の骨折は歩けなくなることにもつながり寝たきりの原因になります。
高齢の方で骨折が多い箇所は4か所あります。まず一つ目は腕の付け根(上腕骨頚部骨折)、2つ目は手首(橈骨遠位端骨折)、そして3つ目は背骨(脊椎圧迫骨折)、最後4つ目は太ももの付け根(大腿骨頚部骨折)です。
当院では入院患者さん全体の4割近くを占めています。
転倒を防ぐポイントは3つほどあります。
①住まいを転倒しにくい環境にする
②内服薬のチェック
③筋力 バランス能力の改善と+10の習慣です。
筋力とバランス能力の改善には「スクワット」と「片足立ち」が有効と言われています。当院でも入院及び外来の患者様に行っています。